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好きな自動車を紹介〜ランチア・テーマ8.32&シトロエンSM

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羊の皮を被った跳ね馬〜ランチア・テーマ8.32

photo by peterolthof

 

今思い返しても、ランチア・テーマ8.32は破天荒な車でした。ベースとなったテーマは、コンサバを絵に描いたような何の変哲もないセダンで、イタリア車らしい華やいだ雰囲気も感じられない凡庸な車でした。日本市場における人気もさっぱりでしたが、それも仕方ないところでした。そんな地味の極みのようなテーマの中で、唯一飛びぬけたグレードだったのが「8.32」でした。何しろ、オーソドックスなFFセダンにフェラーリのエンジンを搭載してしまったのですから、これはもう無茶苦茶としか言いようがありません。

昔、スカイライン1500に直列6気筒エンジンを無理やり載せてスカイライン2000GTが誕生した時も、その無茶ぶりが話題になったと言われますが、それに匹敵するかもしれません。まあイタリア人なら、その位の事をやってもおかしくなかったとも言えます。しかし、そんな無茶をした結果、「羊の皮を被った跳ね馬」と呼べるような車が生まれたのですから、無茶も決して悪いものではありません。見た目はただのオヤジセダンなのに、いざエンジンを掛けるとフェラーリそのものの勇ましい咆哮を上げ、走り出すやいなや大した勢いで加速して行く訳ですから、これはある意味でとても愉快な車です。

ただ、重いフェラーリ製V8ユニットをフロントに搭載し、前輪を駆動するのですから、アンダーステア傾向は避けられなかったようです。この車は、ハンドリングなどは求めずに、「シャレに大枚をはたく」くらいの心意気のある人だけが買うべき車だったのでしょう。この8.32は、かつて田中康夫氏の愛車でしたが、何となく分かるような気がします。

 

アバンギャルドなFFスポーティカー〜シトロエンSM

photo by nakhon100

 

「宇宙船」と形容されたDSをベースに、1970年に誕生した2ドアボディのスポーティカー「SM」は、更に本物の宇宙船に一歩近づいたかのようなアバンギャルドな車でした。そのエクステリア・デザインは、ガラスで覆われた6灯式ヘッドライトを持つフロントマスク、空力を優先してカバーで覆われたリアホイールアーチ、サイドまで廻り込んだ大きなグラスエリアを持つテールゲート、垂直にそぎ落とされたテールエンドなど、やりたい放題と言える奔放なものでした。サスペンションは、勿論シトロエン自慢のハイドロニューマチック方式が採用されており、停車時は車高が極端に下がり見た目の異様さに拍車が掛かりました。

エンジンは、それまでは多くの部分において斬新なシトロエンで唯一時代遅れな部分とされましたが、このSMではマセラーティ製のV6DOHCユニットが搭載され、ついに全てにおいて魅力的な車が完成しました。そして、駆動方式はFRでもミッドシップでもなく、DSそのままのFF方式という点が当時のスポーティカーとしてはユニークなものでした。当時は最高速度200kmオーバーのFF車という物は前例がありませんでしたが、シトロエンはこの面でも革新性をもたらしました。

日本では滅多に見る機会のないSMですが、10年程前、一度だけ東京の路上で停車している姿を見掛けた事があります。率直に言って、当時新車として販売されていた大半のスポーツカーやGTカーよりも恰好良く見えました。ただ、DSにも増して複雑怪奇なメカニズム故にトラブルも多いようなので、所有するのは容易ではないと思われます。個人的に気になる車ではあっても、やはり所有はためらわれます。

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